PTPv2 IEEE 1588-2008 スターター・キット

このプロダクトは取り替えられる PTPv2/IEEE 1588-2008準拠グランド・マスタ・クロック
Precision Time Protocol (PTP) とも呼ばれるIEEE 1588についての説明をお読みになり、「イーサネット・ネットワーク接続で10億分の1秒の正確性が本当に可能なのか?」と疑問をお持ちのことと思います。
Hirschmann Automation and Control、Meinberg、そしてウインターツールにあるチューリッヒ応用科学大学のエンベッデドシステム研究所が協力し、お客様のスタートアップをサポートします。PTPスターター・キットには、お客様が、そのプロジェクトにおいてPTPが正しく稼働する事をテストするために必要なものがすべて含まれています。
現在、PTPの関係者は、100万分の1の正確性に到達する事が重要だと述べており、これはお客様の同期要件にとって興味深いソリューションであることでしょう。しかし、一体どこから始めたらよいのでしょうか?
スターター・キット1
最初のPTPスターター・キット(Starter Kit 1)は、Meinberg SyncBox/PTP、PTPで同期を行うクライアントデバイスが含まれており、1PPS、10 MHz、IRIG (DCLS/AM)等の多くのレガシー・タイミングと周波数出力を提供しています。ここには、2つのいわゆるキャプチャ入力が含まれています。これは、外部イベントにタイムスタンプを付与するために用いられ、ネットワーク上のNTP・SNTPクライアントの時間同期を実現します。PTPスターター・キットのこのバージョンは、すでに時間、周波数同期方法としてGPSレシーバやSNTP/NTPまたはIRIG Bタイム・コードの従来の解決法を用いているお客様向けにつくられました。
スターター・キット2
ソフトウェア・エンジニア、またはIEEE 1588-2008の内容をもっと掘り下げたい方々にとって、スターター・キット2はアプリケーションレベルへ至ることのできる最適チョイスです。Meinberg PTP270PEXは、Linux PCへインストール可能であり、アプリケーション内でPTP時間同期を直接使うことが可能です。ライブCDにはカード用ドライバが含まれており、お客様のPCにソフトウェアを何も追加することなく、様々な検証を行う事ができます。
オプションとして、エンベデッドシステム研究所(InES)のIEEE 1588 PCI カードをPCIバスインストレーション用に注文することができます。このカードには、10/100 mbps イーサネット・インターフェースが装備されています。
スターター・キット3
スターター・キット3には、Meinberg SyncBox/PTPおよびInES PCIカードが含まれており、PTPがどのように動くのか、また、お客様のネットワーク、またはプロジェクトや製品にどのように統合できるかを確認することが可能な包括的テスト環境を提供します。